日本各地の伝統、文化、技術、歴史をmaebataから旗を振って世界に発 信していきたい。各産地の工芸への敬意を込めて、7つの産地の特色を 活かしたドリッパーセットを開発しました。 育てて楽しい「萩 (はぎ)」、深く輝く「益子 (ましこ)」、 色鮮やかな「九谷 (くたに)」、どこか懐かしい模様の「波佐見 (はさみ)」、 力強い表情の「信楽 (しがらき) 」、重量感のある「砥部 (とべ)」 そして、優しい手触りの「美濃 (みの)」。 各産地の器はあなたに、より特別でひときわ色鮮やかな時間を提供し てくれるでしょう。 あなたの好みの産地はどこですか?
HASAMI
波 佐 見 焼
(長崎県波佐見町)
有田焼と同様その誕生には豊臣秀吉が大きく関わり、染付や青磁といった磁器の一大生産地として知られています。江戸時代「くらわんか碗」と呼ばれた安価な日用食器を大量生産し庶民に愛された歴史があります。伝統的な技法や美意識を持ちながらも、近年現代のライフスタイルにも合った魅力的な食器も登場し人気を集めています。
- 商品名
- FLAGS -Hasami
- ドリッパー
- φ90×H64mm
- マグ
- φ75×W107.5×H88mm/300ml
- プレート
- φ145×H2mm
- セット重量
- 804g
- 生産
- 日本製(波佐見焼)
HAGI
萩 焼
(山口県萩市)
豊臣秀吉の朝鮮出兵をきっかけに誕生。絵付けや色釉の使用はせず、土と釉薬と窯の雰囲気による優しい色合いが昔から茶陶として尊ばれてきました。貫入のある釉肌が特徴で土が粗く、浸透性・保水性・保湿性が高い。使い込むほどに器の色合いがだんだんと変化し味わいが深くなりますが、この変化は「萩の七化け」と呼ばれ多くの人に愛されています。
- 商品名
- FLAGS -Hagi
- ドリッパー
- φ92×H70mm
- マグ
- φ80.5×W105.5×H80mm/258ml
- プレート
- φ160×H20mm
- セット重量
- 837g
- 生産
- 日本製(萩焼)
KUTANI
九 谷 焼
(石川県能美市)
江戸時代初期に誕生した日本を代表する色絵磁器。その魅力は、美しい装飾。優美で鮮やかな色彩、緑色を印象的に配色する「青手」や、「九谷五彩」の5色(赤・黄・緑・紫・紺青)の絵の具を厚く盛り上げて塗る「色絵」と呼ばれる絵付け技法です。その芸術性の高さから、ハレの日を彩る器としても色のハーモニーが深みや重厚な味わいを醸し出しています。
- 商品名
- FLAGS -Kutani
- ドリッパー
- φ90×H64mm
- マグ
- φ93×W120.1×H78mm/282ml
- プレート
- φ100×H8mm
- セット重量
- 892g
- 生産
- 日本製(九谷焼)
TOBE
砥 部 焼
(愛媛県砥部町)
江戸時代中期に始まり、大洲藩の庇護により発展。やや厚手のぽってりとした白磁に薄い藍色の呉須で描かれた手描きの絵模様が特徴。昭和40年代の民芸ブームが追い風となり復興。白磁・染付の伝統を受け継ぎながら、釉薬の改良や手描きの絵付など様々な工夫が凝らされ、人々の暮らしに密着した器を作り続けています。
- 商品名
- FLAGS -Tobe
- ドリッパー
- φ90×H65mm
- マグ
- φ95×W123.5×H86mm/300ml
- プレート
- φ155×H32mm
- セット重量
- 828g
- 生産
- 日本製(砥部焼)
SHIGARAKI
信 楽 焼
(滋賀県信楽町)
日本六古窯のひとつで、タヌキの置物でも有名。素朴な土の風合い、自然の豊かさをそのまま生かした力強さが特徴。「一窯、二土、三細工」という言葉の通り、炎によって生じる緋色のグラデーション、灰かぶりなど変幻自在な色調と風合いが魅力です。長石を含んだ信楽の粘土は耐久性があり土質が粗く、独特の風合いは「わび」「さび」を感じさせます。
- 商品名
- FLAGS -Shigaraki
- ドリッパー
- φ92×H68mm
- マグ
- φ86.5×W113.5×H75mm/256ml
- プレート
- φ168×H15mm
- セット重量
- 828g
- 生産
- 日本製(信楽焼)
MINO
美 濃 焼
(岐阜県東濃地方)
焼き物の歴史は古く1300年前の古墳時代にまで遡る。安土桃山時代からの茶の湯の隆盛に伴い大きな転換期を迎え、「志野」「織部」「黄瀬戸」「瀬戸黒」といった色も形もまったく新しい優れた茶陶が誕生。現在では多種多用な焼き物が生産され、国内シェア率5割を占める日本一の陶磁器の生産地として知られています。
- 商品名
- FLAGS -Mino
- ドリッパー
- φ91×H64mm
- マグ
- φ75×W115×H94mm/410ml
- プレート
- φ163×H18mm
- セット重量
- 929g
- 生産
- 日本製(美濃焼)
MASHIKO
益 子 焼
(栃木県益子町)
江戸時代後期に誕生。陶土に他の物質を加えないことで、素朴な味わいやぽってりとした肌触りと厚みのある焼き物に仕上がるのが特徴。釉薬には石材粉や古鉄粉が使われ、犬筆を用いて色付けが行なわれています。大正末民芸運動を推進した濱田庄司を始め、多くの作家たちにより伝統技法を尊重しながら、芸術性と実用性を兼ね備えた器が今も生み出されています。
- 商品名
- FLAGS -Mashiko
- ドリッパー
- φ90×H68mm
- マグ
- φ84.5×W108×H64mm/180ml
- プレート
- φ155×H22mm
- セット重量
- 745g
- 生産
- 日本製(益子焼)